グラゼニ17巻の感想。ついに完結しましたねえ。
先日グラゼニの東京ドーム編の感想は書いたのですが、ふと完結刊の感想はかいてねーなーってことで、今回はグラゼニ17巻の感想を。
ネタバレありまくりですので注意ください。
(東京ドーム編は下記)
グラゼニの東京ドーム編でついに夏之介もモップスデビュー! - 360°生きてます
夏之介の解雇
マイナー落ちも「曲がりすぎるカーブ」で結構活躍して、8回は夏之介で9回はコージウエハラといった感じで、勝利の方程式の一員になりつつあった夏之介ですが、かつてブルーソックスで大活躍をしたレジー・クレイボーの電撃復帰によって突如の解雇。
ブルーソックスの監督自身、夏之介を勝利の方程式として試していただけにコージウエハラさんも「意味がわからん」と。
そりゃ普通に意味がわからんとです。
だがこの解雇劇にはダーティ桜塚も1枚絡んでいたんですね〜。
モップスの助っ人外国人をブルーソックスがほしがっていて、モップスに来年助っ人外国人を放出する意志を出せば今年夏之介をあげます、と。
ビジネスって怖いですよね〜。
つまりダーティさんはモップスからもブルーソックスからも夏之介からもお金が貰える状況を作り出したのです。
メジャーは金持ちじゃないと厳しい
「メジャー挑戦」ー
とは確かに美しい言葉だが・・・・・・
それは’金持ち’じゃなきゃできないーという側面もある
「日本のプロ野球」で何億も稼いだ選手がその蓄えを持って海に渡るー
のが現実
メジャー挑戦ってやっぱり厳しいんですね。
夏之介の場合、根っこからメジャー挑戦したいと思っていたタイプではなく、メジャーに行ってからやる気だしたタイプなので、確かにマイナー暮らしに耐えることは難しそうですね。
ウィキでちょっと調べてみたけど、リアルの日本でも大体メジャー挑戦者はほぼほぼ1年以上は日本でも名を馳せた選手ばかりでした。
日本人のメジャーリーグベースボール選手一覧 - Wikipedia
まあしかし、読者としては1シーズン位は見たかったですね〜。
マイナーからメジャーへ昇格して、ワールドシリーズ出場とか、ガルビッシュ(笑)とかも見てみたかったですw
まあ、あそこで日本球界復帰ってのもグラゼニらしくていいといえば良いですけどね。
ユキちゃんさん「仕事と私どっちが大事なの」
あれ?
ユキちゃんってこんなキャラだったの?って感じですw
ちょっと気の強い描写(セキネさんに対するジェラシー)とかはあったけど、
意外にもオファーのあった東京へ行くか名古屋へ行くかはっきりとしない夏之介に「はよ結婚選べや」ばりにせまりますw
普通の野球漫画なら条件のいい名古屋へ行って、結婚じゃなく野球道に走るところですが、そこはグラゼニ。
しっかり結婚をとって、モップスに移籍しますw
ニッシーとかの結婚もあり、触発された部分もあるんでしょうけどね。
夏之介、文京モップス移籍へ
とまあ、こんな感じでモップス移籍をして、東京ドーム編につながるわけですね。
1巻から全部購入してる漫画のひとつなのですが、初期のセコイ夏之介を見る回数が減ってきたのはちょっと残念でもあるけど、結果を残して実力もついてきたから、ある程度堂々たる振る舞いにも当然なるんだろうなあ、なあんて思ったりもします。
夏之介も結構良い歳になってきたけど、この漫画どこまで続くんだろう。
36歳くらいになった夏之介の年俸交渉術とかも見てみたいけど笑