オー!ファーザー読んだら、止まらなかった件
伊坂先生第1期の最後の作品
ようやく、(第一期の最後の作品とも言える)「オー!ファーザー」を単行本にする気持ちになれました。
久しぶりに、伊坂幸太郎さんのオー!ファーザー読みました。
5年ぶり位かな、多分。
なんと、とーちゃんが4人いる高校生の男の子が事件に巻き込まれていってみたいなお話ww
でも伊坂さんの作品の中でもかなり大好きな本です。
設定的にはいかがわしそうだけど、内容は全般的に爽やか路線。
この爽快感は本当に気持ちいい。
4人のキャラの濃ゆいパパ上たち
なにが面白いかって4人のとーちゃんのキャラが濃い点。
ギャンブラーにモテ男、マッチョに教授。濃すぎでしょww
鷹さんは謎の説得力があってパルプンテみたいな人だし、
勲さんはマッチョで終盤の無双がかっこよかったし、
葵さんはとりあえず羨ましいし、
悟さんは博学でとーちゃんの良心って感じだし。
誰が自分のリアルとーちゃんかは主人公は気にしてないけど、とーちゃん達は本当はかなり気になってるのも微笑ましかったww
そんな4人の夫がいるカーチャンはほとんど出てこないのいい。
主人公のガールフレンドの多恵子のキャラも中々よい。
自由奔放で憎めない女の子キャラ。
こんな青春送れたら楽しそうだなあって感じ。
そして極めつけは、終盤の高速伏線回収www
序盤から中盤であったちょっとしたことが、どんどん説明されていく爽快感は読んでいてかなり気持ちよかった。
でも5年も経つと、当時めっちゃおもしろがって読んだ本も内容がうろ覚えになるもんですねww
まだ読んでない方にはかなりオススメ。文庫あるし。